こんにちは、バイヤーの岡林です。
商品のことばかりも退屈なので、先日訪問した長崎について書きます。
実は先月、熊本は阿蘇山ツーリングをしまして(その模様はコチラ)、その足で取引先を訪問しながら長崎に降り立ったのであります。国内もあちこちと出張していますが、長崎は少し立ち寄ったくらいだったので、今回はこの地で1泊する旅程を組んでみました。
まずは市内を散策(ちなみに長崎では散策することを“さるく”というらしいです)です。このルートを歩きました。
私は昔日本屈指の花街として栄えた思案橋周辺(丸山遊郭)を目指しました。
その歴史はなんと370年前というからすごいです。
ところどころではありますが、今なおその面影をうかがい知ることができます。
当時の華やかな通りを舞台に、男と女の人間模様を想像しながら歩きました。
かの坂本竜馬もここ長崎で国内最初の貿易会社「亀山社中」を設立します。カステラや西洋陶器など個々の舶来品が輸入された事実より、むしろこの出島を通して日本に影響を与えた文化的側面、それは私が西洋各国を訪問し、皆様にご紹介したいある種の“モーターカルチャー”を重ね合わせたりしました。つまり、ヘルメットやウエアー単体よりも、西洋文化を源流とするモータースタイルを少しでも感じ、共有して頂ければ、Motorimodaのバイヤーとしてこれほど嬉しいことはありません。
わずかな時間ではありましたが、憧れの地長崎を満喫することができました。
エキゾチック長崎。
出島を通じ、当時の西洋文化がもたらした多くの恩恵は、数百年の時を経ても我々の生活に根付いています。