音速の貴公子、アイルトン・セナの1/1レプリカヘルメットの各年代のモデルが手に入ります。日本でF1ブームが巻き起こっていた80年代後半から90年代前半にかけてのモデルだけでなく、1978年のカート時代のヘルメットや、F1デビューの1984年から1994年までのレプリカヘルメット(全11モデル)の制作が可能です。こちらのレプリカヘルメットを手掛けているのは、実際にセナのヘルメットペイントを担当していたブラジルのSID MOSCA。もちろん、セナ財団公認のアイテムとしてリリースされている正真正銘のレプリカヘルメットです。各モデルともに世界限定1000個(シリアルナンバーつき)となっているコレクターズアイテムです。それでは、年代順に追って見てみましょう。
ブラジルや南米のカートレースを制したセナは、1978年にイタリアのカートメーカーDAPと契約。1978年9月にフランスのル・マンで行われた世界カート選手権がセナにとって初の世界戦デビューの場となりました。セナは完全アウェイの環境の中、インタークラス6位という成績を残しました。またこのレースで使用されたヘルメットをSID MOSCAが初めてペイントを手掛けたという記念すべきレースでもありました。
セナにとってF1デビューの年となった1984年トールマン時代のヘルメットです。この年のモナコGPでは、トップ走行中のアラン・プロストを追い詰め、2位表彰台を獲得したり、その後のイギリスGPでも3位表彰台と、シーズン中に2度の表彰台を獲得。非力なマシンながら、腕でカバーするセナの才能が垣間見えたデビューイヤーでした。
1985年はトールマンからロータスへと移籍。第2戦のポルトガルではポール・トゥー・ウィン、F1初勝利を飾り、続く第13戦ベルギーでも雨模様のレースを制し、シーズン2勝をマークした年でした。
1987年はマシンカラーがキャメルイエローに変更され、チームメイトに中嶋悟を迎え入れたことでホンダエンジンを獲得。タイトル争いには絡めなかったものの、セナにとっては、モナコ初勝利を挙げた記念すべき年となりました。
1988年は名門マクラーレンへ移籍を果たし、チームメイトのアラン・プロストとタイトル争いを繰り広げました。この年は、全16戦中、8勝、13回のポールポジションを獲得。第15戦の鈴鹿・日本GPで見事初のF1ワールドチャンピオンに輝いた年でした。
1990年からはRHEOS製のヘルメットに変更され、シーズン途中からヘルメットのインナーもセナのリクエストによりグリーンに。レースでは、昨年までチームメイトだったプロストとのチャンピオン争い。第15戦の日本GPの1コーナーでは、両者が接触、リタイヤ。両者がノーポイントで終わったため、セナの2度目のチャンピオンが決定した年でした。
1991年ブラジルGPは、セナが母国レースで初の勝利を飾ったメモリアルレース。難しいウェットコンディションのなか、セナは単独でトップを走行するも、レース終盤、ギヤボックス・トラブルに見舞われ、6速のみで走行。2位との差が縮まるも、見事トップでチェッカー。ゴール後のセナは涙の雄叫びでコース上にマシンをストップ。表彰台でも天高くトロフィーを上げるが精一杯なほど、疲労困憊でした。また、この年は、自身最後となる、3度目のシリーズチャンピオンを獲得した年もありました。
1992年の日本GPは、"セナ×マクラーレン×ホンダ"による最後の年でした。セナはホンダに対する感謝の意として、自身のヘルメットに日本の国旗をペイント。パワー競争からハイテクマシンへの時代へ移り変わっていった年で、タイトル争いには絡めない年でしたが、シーズン5勝をマーク。モナコGPでは、マンセルと名勝負を繰り広げました。
1993年はシーズン前から参戦休止やカートへ転向など、チームとの駆け引きがあった年でした。ゴタゴタがあったものの、非力なフォードエンジンでセナは孤軍奮闘。圧倒的な強さを見せていたウィリアムズに対して、雨のブラジルGPや、ヨーロッパGP(ドニントン)でのごぼう抜き、モナコGPでは史上最多となる6勝目を飾り、鈴鹿ラストランとなってしまった日本GPや最終戦オーストラリアGPでは生涯最後となる41勝目をマークした年でした。
こちらは1993年の12月にフランスのベルシーで行われた、elfのインドアカート大会に参加した際のヘルメット。この時、"無所属"だったセナは、シンプルなカラーリングのヘルメットでカート大会に参加。リレー方式で行われたレースでは、セナがトラブルでスローダウンするまでは、プロストとテールtoノーズのバトルを繰り広げました。またこのカートレースが、セナとプロストによる"最後のバトル"となってしまいました。SID MOSCAでは、このようなレアなヘルメットの制作も可能だったりします。
1994年はウィリアムズに移籍。ウィリアムズが得意としていたハイテク・デバイスが禁止となったことで、マシン熟成の出遅れが響き、ベネトンのシューマッハに開幕2連勝を明け渡し、迎えた第3戦サンマリノGP。自身最後となる75回目のポールポジションを決めるも、7周目のタンブレロで運命の瞬間を向かえることになります。
アイルトン・セナ レプリカ ヘルメット 各種
価格:各320,000円(税抜)
サイズ:1/1
制作:SID MOSCA(ブラジル製)
仕様:専用台座、シリアルナンバー、証明書付属
納期:オーダー後より約1ヶ月~2ヶ月
※透明のアクリルケースは付属されません。
※レプリカヘルメットは展示用ですので、実際に被って使用することができません。
※当社に在庫があるモデルは即納が可能です。
※在庫が無い商品は前金後にメーカーへ受注オーダーとなります。
※シリアルナンバーはヘルメット後方に印字されます(下記写真をご参照ください)
※シリアルナンバーの番号はお選びいただけません。
※実際の商品(在庫のある商品)は、西武渋谷店POLE POSITIONにてご覧いただけます。
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