こんにちは、バイヤーの岡林です。
先日のパリ市街のトピックはいかがでしたでしょうか?
今回は、イタリアはトリノ郊外にあります「ジウジアーロ」にやってきました。言わずもがな、イタリアが誇る、世界的なインダストリアルデザイン会社です。クルマのカロツェリアとしては、大変有名ですね。あと、ニコンのカメラのデザインとかも。
トリノ空港から車で走ること30分で到着しました。私が昔乗っていたFiatもここのデザインでした。
憧れのジウジアーロ。万感の思いでエントランスに佇みました。
厳重なセキュリティチェックと受付を経て社内に潜入。ただ、この会社写真及び電話の持ち込みが絶対NGなので、内部の写真は撮影できません。世界各国からデザイナーがここに集結し、その数1000名以上!オフィス内部も素晴らしかったです。
ただし、ここの博物館(一般非公開)は撮影することができました。
左手前の赤いクルマ、2005年に公開されたFerrari GG50というモデルです。これ本当に走るみたいです。ヘッドライトが斬新ですね。
ガルウイングのこの車、なんだか分かります?フォルクスワーゲンです。このジウジアーロ、一昨年フォルクスワーゲングループに買収されたってご存知でした?
奥に見えるのがBugati(ブガッティ)です。過去の作品が写真でも掲示されています。
ミッドシップW型12気筒6000ccのモンスターマシン!これかっこいいです。
インテリアもレザー&アルカンタラで埋め尽くされ、素晴らしいの一言です。
さて、今回私はここに観光に来ている訳ではありません。現在、ジウジアーロと一緒に進めている企画があるので、みっちり打ち合わせをしてきました。
一応、バイヤーという立場ですが、発売前の研究や開発に関わることも多数あります。基本的に国内で発売されるMotorimodaの商品は、準備期間が半年〜3年くらいかかっているのです。しかし、何年従事しても製品化されない(できない)商品も多々ありますので、そこは苦しいところですが…。だから、すでに完成しているものを「買い付ける」バイヤーとはちょっと違うんですね。
イタリア、フランス、イギリス、ドイツ、そして日本といろんな国で様々な人々と商品開発をしています。
… という訳で、今後もモトーリモーダでは、アツいアイテムを続々と投入致します。
おしまい。