1992年は、ホンダが第2期F1参戦を休止した年でした。当時は「セナ×ホンダの鈴鹿ラストラン」ということで話題を呼び、セナはホンダに対する敬意として、日本グランプリ前にフジテレビ系列の番組に朝から夜まで連続で出演、新宿アルタ前は一時パニックになるほどの大騒ぎとなりました。レースでは、自身のヘルメットに日の丸ステッカーを追加して参戦。ホンダが開発した鈴鹿スペシャルエンジンは3周目でエンジンブローしてリタイヤとなってしまいましたが、92年のセナ×ホンダ×日本グランプリの組み合わせは、セナファンにとって、心に残るレース史の１つだったはずです。
今回のヘルメットは、前年までのRHEOSとの契約が終了したことにより、92年から契約したSHOEIのモデルを再現。ペイントはセナが現役だった頃からヘルメットペイントを担当していたSID MOSCA製、アイルトン・セナ財団公認の世界限定1000個のモデルです。