"1970年 Past"
ご存知、1970年のル・マン24時間レースにおいて、ポルシェが初の完全制覇を成し遂げたザルツブルグカラーのポルシェ917を描いたポスター。
ロゴのフォントやピットの風景は当時そのものを再現。当時のポスターを現代に蘇らせたかのようなハイクオリティなデザインに仕上がっています。

"2054年 Future"
2054年のル・マン24時間レースに、1970年のル・マン覇者であるザルツブルグカラーのポルシェ917が走行している未来予想図を描いたポスター。
背景にはあたかもギラギラとした宇宙空間のなかで行われているサルテ・サーキットを思わせる雰囲気。クラシック・ル・マンなはずのポルシェ917がメインレースとして蘇る未来もあるのかもしれません。

"1973年 Past"
1973年のデイトナ24時間レースにて総合優勝を飾った、ブルモス・ポルシェの911 カレラ RSR 2.8を描いたポスター。
大本命と言われたプロトタイプカーたちが次々と戦線離脱する中、最後まで走り続けた911 カレラ RSRがトップでチェッカーを受けたレース。市販車ベースである911が国際格式のレースで始めて勝利した記念すべきレースでもありました。 ポスターにはナイトセッションでジャッキアップされた状態のナナサンカレラが忠実に描かれており、暗闇の中を照らすヘッドライトやフロントガラスの汚れ具合など非常にとてもリアルです。ブルモスの名がわからなくても、白いボディにブルーとレッドのストライプが入ったこのデザインに見覚えがあるという方も多いはず。まさにポルシェの歴史に残る1台です。

"2078年 Future"
1973年のデイトナ24時間レースにて総合優勝を飾ったブルモス・ポルシェの911 カレラ RSR 2.8が、2078年にジョルダーノ・ブルーノ（月の裏にあるクレーター）でMOONレースをしているという未来予想図を描いたポスター。
デイトナを彷彿とさせるバンク角と凸凹した路面の間をすり抜けて行くRSR、そしてその後方には当時のレースで別クラスにエントリーしていた、ブルモス・ポルシェの911S（58号車）が走っています。月旅行が可能となれば、宇宙服を着たレーサーが遠い宇宙でレースをする日も近い。その可能性を感じさせてくれるポスターです。

"1953年 Past"
1953年のカレラ・パナメリカーナに参戦したポルシェ356SLを描いたポスター。
当時はFIA世界スポーツカー選手権の第7戦として組み込まれており、4日間にわたり、メキシコの砂漠を走破しなければならないという非常に過酷なレース。 当時、すでに信頼性に定評のあったポルシェでさえ難易度が高く、クルマにとってもドライバーにとっても過酷だったようです。

"2096年 Future"
1953年のカレラ・パナメリカーナに参戦したポルシェ356SLが、2096年に火星でレースをしているという未来予想図を描いたポスター。
火星の地表に含まれる酸化鉄 = 砂漠をイメージしており、ラリーのレースがいつか火星でも繰り広げられる未来を感じさせるポスターです。