BELSTAFF

ベルスタッフ

美しいシルエットにこだわりながらも、伝統的なテイストを随所に取り入れ、動きやすいデザインやプロテクション、ベンチーレションなど本格的なライディングのための機能が追求されています。製品ラインアップはジャケットだけではなく、グローブやシューズなど多岐にわたって展開。デザイン性のみならず、素材や縫製のクオリティにおいても他の追随を許しません。最新のトレンドを取り入れながらも流行に左右されないスタイルで末長く愛用することが可能です。

"Old is Good" from 1924

【 History 】

1924年にイーライ・ベロヴィッチと義理の息子ハリー・グロスバーグによって設立された『BELSTAFF/ベルスタッフ』。創業100年を超える長い歴史と伝統を誇る同社において、ワックスコットンの開発はイギリスの綿花産業に新たな息吹を吹き込む歴史的な１歩となりました。創業当時は防水性、機能性を備えたアパレルやリュックを生産。第二次世界大戦の真っただ中で、創業者であるイーライ・ベロヴィッチはこの世を去りました。※ELI VELOBITCH (~1943)
ですが義理の息子であるハリーは1937年より同ブランドの会長兼ブランドディレクターに就任し、30年間に渡りベルスタッフの輝かしい時代を築き上げて行きます。

現存する最古のベルスタッフ製品である
レザー製フライングジャケットにつけられたオリジナルラベル
(1920年代中頃)

1924年の創業から第二次世界大戦の後、1950年代に入るとベルスタッフの製品開発は加速。多くの新製品開発と新しいデザインの導入により、現在まで続く伝統的なスタイルのジャケットが登場します。

またスコットランドで開催されたシックスデイズトライアルで優勝した"サミー・ミラー"が同社のジャケットを着用するなど、ベルスタッフはモーターサイクルアパレルにおける地位を強固なものにしていきます。

そんな同社のトライアルマスターは、かの革命家 "チェ・ゲバラ" が南米大陸横断で着用するなどでも注目を集め、さらには映画『大脱走(1963)』でスティーブ・マックイーンが着用したことで、その名はさらに世界へ広がっていき、やがて『TRIALMASTER』は同社のアイコン商品となりました。

1960年代には英国史上最も有名なバイカーサブカルチャーである「ロッカーズ」が台頭。カフェレーサースタイルのバイクにカスタマイズされた同社のジャケットが着用されるなど、ファッションアイテムとしてのニーズも高まったことが想像されます。

1970年台以降もBELSTAFFは時代の変化と共に生み出される様々なカルチャーやムーブメント、テキスタイルの進化に適合しながら、多くの製品を送り出します。伝統的なワックスコットンは長い年月をかけて洗練され、着心地がよくなっている他、コーティングコットンやコーデュラナイロンなど最新のテクノロジーを採用したモデルも数多く展開しています。

Belstaff
『トライアルマスター/TRIALMASTER』

完成されたデザインで、数多くのファンを魅了しているトップアイコン。2024年モデルからはライナーがなくなることで、インナーの選択肢が幅広く増えるなど、進化を続ける人気製品。機能性はもちろんのこと、随所に小さなこだわりをちりばめながら、経年変化の楽しみと所有欲を満たす魅力的なジャケットです。

OUR FIRST 100 YEARS | BELSTAFF

近年ではラグジュアリーブランドとしての地位を確立。ハリウッドの名だたるスターたちが映画の中でベルスタッフを着用しています。
また2023年にはロンドンに旗艦店をオープン。「FUTURE GARAGE」をコンセプトに掲げ、100年を超えた同社のこれからを再確認するとともに、新しい表現方法が生み出されるような期待をBELSTAFFは感じさせてくれます。

当店ではベルスタッフの製品を数多くラインナップ。
是非、あなただけの『BELSTAFF』を探してみてください。